ピボットカップ(ブッシュ)をRiptide(リップダイド)WFB96aに交換、スムーズな動きに。

Riptide pivotcup WFB96a




 

以前紹介した僕のクルージングの相棒、Landyachtzのturbo king 2020ver. 。

【レビュー】Landyachtz Dinghy turbo kingは最高のクルーザーだった!

2020-10-15

(最近はこのturbo kingに乗って街中を移動していたり、常にバックパックに背負っています。)

今回の記事では、この相棒のピヴォットカップを純正品からRiptide WFB96aに交換し、変化した乗り心地やWFBウレタンがもたらすメリットなどを紹介します。

 

※ 記事タイトルは検索に引っ掛かるようあえてピボットとしていますが、ピボットという発音はオリジナルから全く別の言葉になってしまうので、以降この記事中ではピヴォットと記載させて頂きます。

 

 

Polar Bearトラックのピヴォットカップ

 

まずは純正品の乗り心地から。

画像で見える通り、黒い極々一般的なピヴォットカップ。

polar bear trucks pivotcup

 

可も無く不可も無く、特にクセなどは無いです。

ランドヤッツのディンギーシリーズは、“使用されているパーツ全てがプレミアムコンポーネント” と世界で言われる通り、ピヴォットカップ自体は普通の純正品でも不満は全く無いほどトラックの動きはスムーズです。

今回はそんな純正品を更にバージョンアップ、よりスムーズで抵抗の無い動きにする為のパーツ交換となりますね。

 

 

WFBという素材の特徴

 

今回装着したピヴォットカップの素材であるWFBの特性を知らない方の為に補足しておきます。

(既に使用した事がある方やご存じの方はここは飛ばして下さい。)

 

Riptideは3種類のウレタン素材でブッシュやピヴォットカップを開発、販売しています。

  • APS (Animated Polymer Systemの略)
  • WFB (World’s Fastest Bushingsの略)
  • Krank(恐らく回転を意味するcrankの文字をいじった)

 

APS(エーピーエス)はその名の通り非常にライブリー(活発)なウレタン素材で、高反発、コントロールとリーンのバランスが取れたオールランド。

WFB(ダブリューエフビー)も名前の通り、重心移動によるトランジションの速さとスムーズ差を重視した、最も反発が少なく、最も潰れるブッシュ。ウレタンに特殊な潤滑剤が練り込まれていて、表面が自己潤滑するようになっている素材。

Krank(クランク)は3種のうち最も高反発な素材。キングピンナットの締め具合によって硬さが変化する特殊素材。使用している体感では最大で+7~10デュロメーターぐらい硬くする事が出来るイメージ。

 

ピヴォットカップ製品に関してはWFB素材で商品化されていて、トラックパーツとウレタンが擦れると、潤滑材が表面に自然に中から出てくるイメージです。

オフィシャルな情報ではないものの、海外使用者のレビューなどでは潤滑が何と3~5年程続くとの事。

 

 

WFBピヴォットカップは多くのトラックに対応

 

今回のレビューついでに、これはちょっとした余談。

今回僕が使用したトラックはLandyachtz製のPolar Bearトラック(TKP)ですが、その他のメーカーのトラック用にも品揃えが豊富なのが嬉しいところ。

TKPトラックもRKPトラックもメジャーなメーカーのものは一通りあります。

例えば下の画像は、パークでトリック用のレギュラーボードを乗る人でも使用する、インディペンデントのトラック用ピヴォットカップ。

riptide WFB pivot cup

 

ストリートやパーク用レギュラーボードに乗っている人でも、クルーザーボードやロングボードでクルージンングをしている人でも、だいたいこのピヴォットカップに交換したらもう他には戻れないパターンが多い程。

トップ and ボトムブッシングは個々の好みやスタイルがあっても、ピヴォットカップに関してはリップタイドのWFBが最強ですね。

個人的にも1番おすすめで、どんなボードでも関係無く所持する全てのボードにRiptide(リップタイド)のブッシュを使用しています。

 

 

Riptide WFB96aの使用感(レビュー)

 

さて、ここからが肝心のレビューです。

Polar Bearトラック純正のピヴォットカップを外して・・・

taking out stock pivotcup

 

Riptide WFB 96a ピヴォットカップを装着!

こちらがフロントトラック。

changing to Riptide WFB96

 

リアトラックも交換するとこんな感じです。

changing to Riptide WFB96 rear

 

袋から出して触った感じは他のWFB製ブッシュと同じく、表面に白い粉のようなものが付着しており、ぬめっとした感じ。

実際に乗っている様子の画像が無くて申し訳ないですが、ピヴォットカップを交換しただけなのに前後トラックのボトムブッシュやトップブッシュのデュロメーターが若干(2~3?)柔らかくなったと感じる程、トラックの回転が良くなりました。

愛用している人達や、実際に海外のスケーターコミュニティを覗いてみると、ネットでも同じような意見が多いようですね。

どのトラックの純正ピヴォットカップよりもトラックの動きがスムーズになり、カップ自体も長持ちするので、まだ使った事がない人は是非使ってみて下さい。

 

 







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