【絶対にダメ】KURE crc 556はスケートボードベアリングの寿命を縮める、回転しなくなる

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最近は間違った知識を初心者に吹き込むスケーターYoutuberが本当に増えてきた。

先日とあるYoutuberが動画内でトラックからウィールやベアリングを外さず、ベアリングのシールドのみを外しクレ556を噴射していた。

流石にこれは衝撃映像。

そして、「ホームセンターで安く買えるので、スケートボード用オイルよりもコスパ良いです」のような事を視聴者に向けて言っていたのだ。

それ、ベアリングの寿命を物凄く縮めるけど、本当に大丈夫?

使い捨てる予定の安いベアリングであったとしても、本来の性能を発揮出来ず、乗り心地もベアリングの回転も悪くして、肝心の寿命すらも劇的に縮めてしまう。

ある程度の経験や知識があるスケーターからしたら、絶対にやってはいけない行為なのだ。

ここで、再度初心者スケーターの方々にリマインドしたい。

誰もが1度は見た事がある KURE CRC 556(通称クレ556)、恐らく各家庭に1本は置いてあるのではないだろうか。

確かに錆を落として様々なパーツの動きを復活させ、万能故に幅広い用途で使える。

全国のお父さんには心強い味方として知られているだろう。

しかし!!このクレ556はスケートボードベアリングには圧倒的に不向きである。

KURE crc 556はスケートボード用ベアリングの寿命を縮める

どちらかと言うと、クレ556は錆を落とし動きを復活させるもの。

防錆効果も高く潤滑油としての機能もあるものの、ベアリング内部のボールやベアリング表面に出来るだけ長く潤滑油が留まるような成分構成ではない。

ボールの回転をスムーズにしたり、耐熱性を高めたり、ベアリングの持続力を上げるような最適化はクレ556にはされていないのだ。

ベアリング内に噴射した直後はベアリングが潤滑油によって回るよう錯覚するが、その効果が極限られた一時的なものである。

オイルが切れた状態と同様の状態でスケートしていると、当然ベアリングのダメージは計り知れない。

仮にベアリング内外表面全体のオイルが切れ錆が発生し、付着した錆を落とす為にクレ556を使用したとしても、落とした錆や汚れをベアリングから完全に除去してからスケートボードベアリング専用の潤滑油をさす必要性がある。

スケートボードショップも注意喚起している

初心者スケーターが間違った知識のもとベアリングを無駄にしないよう、有名スケートショップのカリフォルニアストリートも公式ブログで注意喚起している。

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スケーターYOUTUBERが言う事を鵜呑みにしない

一定の周期で巡ってくるスケートボード流行。

最近はまたスケーター人口も増えてきて、様々なSNSやYoutubeでも見かけるようになってきた。

その一方で、間違った知識を発信する人も圧倒的に多いのが現状だ。

何が正しく何が間違っているのか、情報を受信する側は信頼性や正確性を見極める必要性がある。

ベアリングを正しく理解しているスケーターなら、まずスケートボード専用オイル以外の潤滑油は使用しない。

そして何より、汚れが付着したままのベアリングに潤滑油をささない。

この2つは必ず覚えておこう。


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