太古の昔・・・単身で海外の高校へ留学、PSゲームばかりやっていたゲーマーの僕が初めてネットゲーム、そしてFPSに出会い衝撃を受けドハマり。
当時は世界的にも1番熱かったゲームはFPSの伝説と言われたCS(counter strike ver.1.6)で、ほぼ毎晩高校の仲間とVCをしながらゲーム漬けだった・・・。
その頃からPC周辺デバイスを好きになり始め、高校を卒業して日本へ帰国し、社会人になった今でもずっと何かしらのFPSをやり続けている僕がおすすめする、実際に使ってみて良かったマウスを紹介します。
(しかも当時の仲間と今でもVCをしながらFPSをやるという腐れ縁[笑])
プロゲーマーやセミプロゲーマー達のように隅から隅まで性能差については解説は出来ないけれど、実際に使ってみて個人的に良かったマウスをまとめたので、是非参考にどうぞ。
マウスを選ぶ基準
おすすめのマウスを紹介する前に、一応僕がマウスを選ぶ基準を前提として話しておきます。
ゲーミングマウスを調べるとメーカーも機種も多過ぎて、PCでゲームを最近始めた人からすると本当に迷う部分だと思います。
今では様々なレビューサイトやまとめサイトがあったり、それこそプロブロガーやデバイスブロガーで溢れているけど、他人がいくら良いと言っても自分の好みと合うかなんて分からないので、自分の手で触った時の直感で決めるのが1番だと思います。
もちろん直感という意味では、デザインで選ぶ方もいるでしょう。
ただ、自分の手に全く合わないのにデザインだけで選んでしまうと、マウスを長時間握るのが苦痛になってしまうので、デザインで選んだとしてもある程度自分の手にフィットするものを選ぶとベター。
マウスもどんどん高性能になっていくけど、多機能だったりそんな高性能で高額なマウスは正直必要無いというのが僕の考えです。
同じ価格帯であればメーカーや機種によってマウスの性能差も限りなく少なくなってきているので、
- 重さ
- 持った時のフィット感(大きさ)
- 自分の好みの持ち方に形が合うか
- グリップ感(長時間使っても滑り難いか)
- サイドボタンの押しやすさ
- LoD(リフトオフディスタンス)の距離
- デザイン
- 耐久性(これは実際に使わないと分からないけど)
といった事を考慮すると、自分の手や好みに合うマウスが見つかり易いと思います。
実際に使ってみて良かったマウス
Logicool G403h
恐らくロジクールのG403シリーズは1番長くお世話になったと思う。
値段に対しての性能、つまりコスパが抜群に良い。
現行の最新版G403hは旧G403と比べてセンサーが最新のものにバージョンアップし、より精密になった。
ウェイトオプションも付いて好みにカスタマイズが可能に。
マウスの大きさは比較的小さめで軽く、どんな手のサイズの人でも比較的すっぽりと収まるサイズ感。
マウス左右のクリックボタンの形にテーパーがついているので、マウスを握った時に人差し指と中指が前方に向かって少しずつ広がるイメージで、ゆったりと指を広げて掴み持ちする人や被せ持ちをする人におすすめ。
左右のクリックやサイドボタンの押し心地は比較的軽め、反応速度も速く易く疲れにくい。
RGBのライティングカラーは自由にセット出来るので、ソフトウェアで好みにカスタマイズしよう。
やっぱり有線の方が安心!という人の鉄板といったらこれ。
Logicool G703h
G403シリーズと同じぐらいの人気シリーズであるG703シリーズ。
G403hとの1番の差は、G703hはワイヤレスという部分。
若干の割高感は出るものの、マウスのワイヤーが煩わしいという人にとってワイヤレスでこの価格は有難い。
マウスのサイズはG403hと比べると一回り大きく、G403hを少し縦長に伸ばしつつ大きくしたイメージ。
大きくなった部分でのメリットとしてはサイドボタンが大きく押しやすさに定評があるが、手の小さい人だと若干大き目に感じるかも知れない。
ただし、旧G703シリーズと比べると10g程軽量化され駆動時間も60時間と約倍になった事から、最近また一躍人気となったマウス。
実際にアマゾンランキングでもベストセラー1位に輝いている。
形もG403hと非常に近い事から掴み持ちや被せ持ちユーザー向けで、使用感はG403hに非常に近い。
G403hからワイヤレスに移行したい場合は最適なのでお試しあれ。
ENDGAME GEAR XM1
少し前に世界で話題を呼んだ異色のニュースタンダードマウス。
この記事のサムネイル画像(記事トップの画像)からも解る通り、現在僕はこのマウスを使用している。
聞きなれないメーカーかも知れないが、知る人ぞ知る伝説的なFPSゲームでレジェンド(海外では僕ら世代には神として崇められていた)と讃えられた元プロゲーマーを開発に迎えたドイツの新進気鋭ゲーミングデバイスブランド。
何が特化しているかと言うと、この時代にあえて超超超スタンダードを攻めてきて、余計な物を全て削ぎ落し排除する事でゲーミングマウスの原点にかえったようなマウスをプロデュースした事。
マウスだけならず、実はソフトウェアも超シンプル。
マウスボタンの割り当て、dpiの変更、アップデート、サポートしかタブが存在しない、誰でも解るUIのソフトを専用サイトからダウンロード出来る。(上の画像が実際の操作画面)
因みにdpi切り替えボタンはマウス裏についている。
形は左右対称で昔あった懐かしいマウスのように感じるが、性能は世界中のプロが絶賛する程抜群であり、プロアマ問わず今や “世界最高の有線マウス” と言われる程のマウスとなった。
掴み持ち、摘まみ持ち、被せ持ち、全てに対応した形で左右のクリックボタンも真っすぐ伸びた一切癖が無いデザイン。
サイドボタンは触ると少し細く感じるが、使ってみると押し間違えもし難くカチッとしっかりと押し込むタイプだがストロークは重過ぎない。(本当にバランスが良いスタンダードが追及されている)
ビルトクオリティも最高品質で、完成され過ぎたマウスとして世界中で愛用者も人気も急増中なのだ。
マウスから伸びるパラコードが斜め上を向いて出ている事で、マウスパッド上でも快適に動かす事が出来る。
今のところ耐久性が今まで使ったマウスの中で1番良い。
大抵のマウスは長く使用していると、サイドボタンの反応が悪くなってきて交換となる事が多いが、XM1は1年以上ハードに使用し続けている今でも全く問題がない。
(マウスソールがへたってきたぐらい)
ENDGAME GEAR XM1 RGB
世界的にもニュースタンダードとしてその人気に火が付き、改善点として多くの声が挙がっていたマウスフィートを大型化させたRGB版がすぐに登場した。
ENDGAME GEAR XM1r
センサーをより低遅延にし、各種ボタンとパラコードがバージョンアップされているが、使い心地はそのまま継承されている。
まさに有線マウスで向かうところ敵無しの、恐らく今まで開発されたどのマウスよりも万人受けする最高品質マウスである。