この春から進学する学生や新社会人になった人で、ロードバイクやクロスバイク通学/通勤する人も多いと思います。
ロードバイクやクロスバイクのエントリーモデルも増え、今や多くの人が手軽に手を出せる価格のバイクが増えました。
その影響からか最近では通勤通学以外にも、週末にサイクリングに出掛けるのが趣味なんて人も増えましたよね。街中でもロードバイクをラフなスタイルで街乗りしている人も多く見かけます。
そんなロードバイクやクロスバイク、皆さんは普段どこに駐輪させていますか?
日々大切に乗っているなら外にとめるのも砂埃を被り躊躇しますし、盗まれたり悪戯されるのが心配ですよね。かと言って、屋内に立て掛けてとめておくのも場所を取る。
屋内に自転車を固定する為の様々なバイクスタンドやディスプレイスタンドが販売されているけど、実際に使ってみた人のレビューが詳しく見れる情報などが少なく、もっと詳しく使用感を知りたい!
・・・なんて僕も自分で探してる間はずっと思っていました。
ならば自分で試してみるしか道はないっ!
と、ネット上に存在する数々の商品の特徴、値段、コストパフォーマンス、他の人のレビューを参考に、合理的かつコストパフォーマンスに優れる自転車用のスタンドを見つけました。
実際に使ってみた結果、これならばどんな環境でも誰でも簡単に組み立て & 設置が出来る!と確信したので記事として残します。
例え貴方の部屋に狭いスペースしか残されていなくても、効率良く、しかも乗らない時の自転車がカッコイイ部屋のディスプレイになりますよ!
コスパ最強のおすすめディスプレイスタンドはこれだ!
早速ですが、こちらが僕がおすすめするバイクスタンド(ディスプレイスタンド)です。
呼ばれ方は色々あるようで、この商品に関しては突っ張り棒式のポールに対し縦方向に2台バイクを積む事が可能な為、バイクタワーとも呼ばれています。
WEIMALL 自転車スタンド ディスプレイスタンド バイクタワー 室内 2台 つっぱり式
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シルバーとゴールドの2色から選択出来ます。
アマゾンでディスプレイスタンドやバイクタワーで検索すると、堅牢で細かい部分までしっかりと作りこみがされているMINOURA(ミノウラ)製のバイクタワーもいくつかあるんですけど、金額面で見ると倍以上してしまう。
一方こちらのディスプレイスタンドは最低限の装備は揃えつつ、約8,000円という価格を実現している非常にお財布には有難い爆買い商品となってます!
実際に使ってみた使用感
こんな感じで僕は使っています。玄関入ってすぐの位置に設置して、帰ってからすぐに部屋にクロスバイクをかけておけるようにしています。
下段と上段に自転車が1台ずつディスプレイ出来る仕組みになってますが、僕はクロスバイク1台のみの所有になるので、上段のフックを適当な位置にずらしヘルメットやロックチェーンなど、細かいアクセサリー類をぶら下げて使っています。
使い勝手は良いのですが価格が安価な分、フック部分が強化プラスチックのような素材で作られているので、ロードバイクやクロスバイクを引っ掛けた際に車体フレーム部分が擦れてキズが付く可能性があります。
アマゾンの商品レビューの中にも、フックでキズが付く事を想定して保護材を自分で巻きつけて使用してる人の写真を参考に、僕もセーム革を巻きつけて使用しています。
比較的安価な商品には特にプラスチック部分にバリが出ている事が多いので、何か保護材を使用する事を強くおすすめします。
ディスプレイスタンドにクロスバイクをかけ、バイク側面から見るとこんな感じ。
車体は当然リア側が重く後方に重心がくるので、フックの角度を調整しています。
かける際はフックが可能な限りフレーム後方にかかる位置で引っ掛けておかないと、スタンドのポールに対しての重心がかなり偏ります。
偏ってもしっかりとディスプレイスタンドのポールが固定されていれば問題はありませんが、重心の偏りが少ない方が車体を持ち上げるのが非常に楽になります。
フック部分が左右にスライドするように作られているスタンドも存在すると思いますが、この製品はフック自体はパーツ上をスライドさせる事は出来ても、フックが付いているパーツ自体をポール上で左右にスタイドする事は出来ません。
下の写真を見て頂ければすぐに分かると思いますが、このように下のネジ部分を支点(回転の中心)として扇状に広がる上のネジ部分をスライドさせて角度を調整する仕様となっています。
平置きのスタンド系ではスタイドパーツも存在しますが、突っ張り式のポール系では重心がずれると不安定になりやすいので、大抵ポール系はこうした作りになっている製品が多いはずです。
ポールの位置を決めてディスプレイスタンドを設置後、下部にある回転パーツでもより締める事が出来ます。
実際に半年以上使っていますが、今の所何も問題なく常に快適にディスプレイが出来ています。
この価格でこの使用感なら満足度も高くなる製品だと思います。
僕のクロスバイクが重さ約9.5kg。
アクセサリーにそこそこ重い2~3kgのバックパックなどをかけてもビクともしません。
同等の重さのバイクがもう1台積載されるとどうなるかはテストをしていないので分かりませんが、2台積んでも問題は無さそうですね。
僕のように低価格なラインのバイクではなく、本格的なロードバイクやクロスバイクの場合はもっともっと軽い製品が多いので、そうした意味でも安心です。
※ 最初にポールを設置してみた際、クロスバイクをかけると少し不安定に感じましたが、次の使い方のコツで説明する事を実践すると、低価格なディスプレイスタンドでもしっかりと愛車を固定してくれる素敵なスタンドになります。
使い方のコツ
実はこのディスプレイスタンド、最大限にポテンシャルを引き出してあげるには使い方にコツがあります。
これを実践する事で、ただポールを伸ばして固定して使用するよりも、ずっと頑丈に固定されるので是非忘れずに確認してみて下さい。
実際にアレコレ試してみた結果、より頑丈に固定する為に大切なのは以下の2つ。
1.ポールを天井以上の長さに伸ばし固定してから突っ張らせる
2.ポールの長さ調整パーツのネジ部分を設置完了後にしっかり固定する
ポール系のディスプレイスタンドを使用していると、ついつい設置する際にポールを床から天井に立てて、スプリングが効くのでぐっと腕の力だけで天井方向へ押し上げている間に長さ調整部分を固定して使用している人が意外に多いんですけど、この設置方法だと確実に不安定になりますし、しっかりと固定されません。
床から天井に向かって1度真っ直ぐにポールを立て、ぴったりの長さで仮固定します。
そのままポールを斜めに傾けてから仮固定したポールの長さが変わらないようにネジを緩め、少しだけ伸ばしてから再度しっかりと固定します。
そのまま設置したい場所にぐっと押し込み固定、設置します。この時にポールに力を加えても全く動じないぐらいのテンションで固定されている事を確認します。
ポール上部には強力なスプリングが入っているので、テンションがきいてかなりしっかりと固定出来るようになります。これが1つ目。
そして何気に大事なのがこの2つ目のコツ!
ポールの位置を決めてディスプレイスタンドを設置した後にやる事として説明書には記載されていたのですが、ポールの長さを調整して固定するパーツ部分にイモネジが使われていて、このネジ部分を設置後にしっかりと六角レンチで回しておくことで、固定する力と強度がぐっと増します!
少し見難いんですけど、この写真に写っている固定レバー下にイモネジがついていて、説明書では設置後に「このネジを締める事でより安全にご使用頂ける」ようなニュアンスで記載されていたと思います。
ここをディスプレイスタンド設置後にしっかりと締めてあげる事で、ポールの長さを調整して固定しているこの黒いレバー付きのパーツの締め具合が劇的に強くなります。
実際に僕がこの部分を回して締めてからは、自転車をガンガンかけても動じずに安定するようになりました。
それまでは締め方や設置など色々と甘い部分があり、クロスバイクをかけるとポール自体が若干動いたりする事がありました。最初は商品を疑いましたが、自分の使い方や理解が甘かったんですね。
是非今後自分のロードバイクやクロスバイクなどの愛車をかけておくディスプレイスタンドをお探しの方は検討してみて下さい。
その他のディスプレイスタンドおすすめ
より幅広い機能性と、可能な限り作りがしっかりとしたディスプレイスタンドやバイクタワーが欲しい!といった方には、より高級なMINOURA製のスタンドやタワーをおすすめします。
自転車のメンテナンスやディスプレイに使用するスタンド、タワーではロングセラーも多く、自転車用乗りなら誰でも知っている有名な自転車用品ブランドです。
16,000円~20,000円の価格帯ですが、パフォーマンスは抜群に良いはずです。
MINOURA(ミノウラ)バイクタワー20Dシルバー
MINOURA(ミノウラ)ディスプレイスタンド
グラビティスタンド2 壁もたれ式上下二段型
おすすめディスプレイスタンドをいくつか紹介しましたが、低価格で安価な作りでも使い方や工夫次第で、使い勝手の良いスタンドになります。
時間や労力を節約したい方は、長い事使用する事を想定してより良いスタンドを購入する事をおすすめします。
それではより良いバイクライフを♪