【ピッコマ】ファンタジー漫画、”もう一度、光の中へ” のレビュー。光と闇のコントラストが印象的。




「また?もうこのブログで紹介されている漫画、ファンタジーしかないじゃないか・・・」と、ガッカリする事なかれ。

このファンタジー漫画もなかなか面白いスタートを切りましたぞ!

キャラクターの目が大きく、くりっとした印象で女性向けと思い読んでいなかったものの、読み始めたらこれまた面白いではないですか・・・!

という事で今回もおすすめピッコマ漫画を紹介していきます。

あらすじ

イデンベル帝国の皇女アリサには腹違いの妹マリアンヌがいた。 金色の瞳を持ち誰からも愛される華やかな妹に対し、アリサは使用人にも冷遇を受けていた。 アリサがマリアンヌをお茶に招待した日、突然マリアンヌが血を吐き倒れる。 家族からも嫉妬したアリサが毒を入れたと決めつけられ、アリサは死刑になる。この濡れ衣はマリアンヌの陰謀だった。 もう人間には生まれ変わりたくないと神に願ったが、アリサはライバル国・エルミール帝国の皇女アイシャとして転生してしまう。 前世と正反対の愛情深い家族。特に腹違いの兄・イシスにやすらぎを感じ次第に心を開いて行く。 精霊使いの能力を持ち、賢く優しい少女へと成長するアイシャは、前世の残酷な記憶を乗り越え再び光の中で輝けるのか!?

ピッコマ もう一度、光の中へ掲載ページより

“もう一度、光の中へ” の魅力

精霊使いの能力を得る主人公

ファンタジー漫画で様々な精霊が描かれる事があっても、主人公のロールが精霊使いというのは珍しい。

王道の少年ファンタジーであれば剣と魔法のストーリーが多い中、主人公が少女であり非力ながらも精霊使いとして覚醒していくストーリーが新鮮。

主人公、アイシャの成長と共に様々な精霊たちが召喚され、それぞれのクラスによって得られる効果も異なる。

光と闇の描写やコントラスト

物語全体が、常に光と闇のコントラストに溢れている。

良く言えば解り易い、悪く言えばストーリーによりミステリーを求める人には物足りない設定かも知れない。

あらすじやストーリー冒頭から既に黒幕が明かされている設定もあり、アリサが転生し光の中に生きるアイシャとして日々暮らす中、闇の中に生きるマリアンヌが常に何かを企み仕掛ける様は非常に対照的のように感じる。

絵のタッチが繊細で美しい

全体的な風景、光や自然の描写は明るく温かく、キャラクターや衣服の装飾は細かく美しいタッチで漫画が描かれている。

この繊細さ故に、当初は僕も女性向け漫画のような気がしてあまり読む気がおきなかった。

読み進めて慣れると全く気にならず、むしろ設定的に最初から黒幕が分かっているので、いかに物語を展開し読者を飽きさせないのかといったストーリーに意識がいく。


暗い感情に包まれお互いに疑心暗鬼する皇族と愛情や優しさに包まれた絆の深い家族、対照的な2家族のコントラストはインパクトが大きく、物語を読み進めていいくとアイシャを取り巻く環境や心情の変化で兄弟愛や家族愛を感じる作品です。

今回もざっくりと解説してきましたが、気になる人は是非無料分だけでもピッコマで読んでみて下さいね。

ピッコマ ”もう一度、光の中へ”

https://piccoma.com/web/product/83347







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