突然ですが最近ふらっと書店に寄った際に、日本の学校の授業では絶対に教えてくれない、単語や文法よりも重要な事を教えてくれる本を発見しました!
たまたまタイトルが目に入り本を手に取り読んでみると凄く面白くて、普段滅多に本を読まない僕が久しぶりに衝動買いした本がこちらです。
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“ついつい出ちゃう!日本人のかんちがい英語” です。
英語をよく間違えて覚えていたり、世界的に見ても英語が苦手な人口が圧倒的に多い日本人向けに作られた内容であろうと、タイトルから予測出来るインパクトがありますね。
著者はNHKの教育テレビやラジオなどでも幅広く活躍されている、ゲーリー・スコット・ファインさんです。
この本の内容が兎に角素晴らしいの一言に尽きます。
この本の特徴
何がそんなに素晴らしいのかと言うと、挿入された絵の内容がシュールで面白い表現なのに、内容は非常に実用的。(笑)
そして、日本の授業では何でこうやって教えてくれなかったのだろう?と誰もが思う解り易い内容となっているからです。
解説も単純明快で中高生でも簡単に理解出来る内容なので、特にこれからの学生の方達へ強くおすすめします。
これから英語を勉強したい又は英会話を学習したい学生、主婦、社会人の方など、幅広い方へおすすめ出来る本です。
ただ最初に言っておくと、書籍の内容的には高校入試や大学入試などの日本の学校授業のカリキュラムや試験には焦点を合わせてはいないです。
参考書のような教材のイメージとは全く違います。
どちらかと言うと、海外を訪れた際や生活する際の事、または国内でも日常生活の中で違和感の無い英会話を勉強したい人には最適と言うべきでしょう。
よりコミュニケーション能力に重きを置いた視点で書かれています。
海外で実際に生活をしてみないと分からない感覚的な部分を網羅しているので、より実践的、実用性の高いという意味では僕は日本の授業で習う英語よりかよっぽど人生の役に立つと思います。
日本の英語授業で習う事よりも日々のコミュニケーションに違和感が無い方がなぜ大事なのか、この部分は後程説明します。
本の構成
大まかに分けると4つのチャプターから構成されていて、それぞれのシチュエーション別になっています。
SCENE 1 DAILY(デイリー)
SCENE 2 BUSINESS(ビジネス)
SCENE 3 TRAVEL(トラベル)
SCENE 4 ROMANCE(ロマンス)
デイリーでは日常生活の中でついつい言ってしまいがちな勘違い英会話。
ビジネスではビジネスシーンでついつい言ってしまいがちな勘違い英会話。
トラベルでは旅行先でついつい言ってしまいがちな勘違い英会話。
ロマンスでは恋愛でついつい言ってしまいがちな勘違い英会話を解説しています。
どのページを開いて頂いても、基本的には多くの日本人が間違いやすく勘違いしている英語、単語や文章の意味は合っていても使うべきシチュエーションや使い方などを、とってもシュールな絵と共に解説しています。
実際の本の内容と例文
人に名前を尋ねる時にはWhat’s your name?と聞く事はそうそう無い
ここからはこの本の魅力を実際に感じて頂く為に、内容の画像をご覧下さい。
小中で始まる英語教育、どんな教科書でも比較的序盤で登場する “What’s your name?” というフレーズ、実は英語圏で生活していると滅多に使う事はありません。
絵がとってもシュールで楽しくて、これなら読んでいて飽きないですよね!?
今まで学校や日常生活で何度も繰り返し言ったり耳にしてきたフレーズが、実は全く使われないと知った時点でこのブログを読んで頂いている方の中でも驚かれた方は多くいらっしゃると思います。
解説すると、What’s your name?とは非常に相手に対してぶっきらぼうで、強いニュアンスの言葉なので上から目線に聞こえてしまいます。
生活の中でこのフレーズが使われる事があるとすれば、警察官や公的身分の高い職業の人間が他人に名前を尋ねる際や、大人が小さい子供に名前を尋ねる際にしか使用する事はなかなかありません。
ビジネスシーンで使ってしまったら、相手に最悪の印象を与えてしまうでしょう。
そしてこれらのニュアンスというのは、実際に海外で生活してみないと分からない事なのです。
僕も高校生活を海外で生活していた為、周囲の人から英語や留学について相談されたりしますが、こうした本がもっと早く紹介出来ればと読んでみてから思いました。
(そしてその楽しさと実用性を伝える為に記事に残します)
英会話に興味がある方、英会話をもっと勉強したい方、海外旅行が趣味の方や好きな方、英語には興味があるけど国外へ出た事が無くて不安を感じる方など、ニュアンスをまだ理解していない全ての方に語りたい内容がこの本には詰まっています。
と言うのも、実際に僕もこの本に記載されている内容を実はよく人に聞かれたり教えるんです。
そうです、それだけこの本の内容=実際の日々のコミュニケーションで使用する言葉のニュアンスにフォーカスしているという事になります。
このように、いかに日本の学校の授業で習った事が海外でそのまま使えないかが理解出来る内容となっています。
人の名前を尋ねる際に使うフレーズの正解
この場合の正解は、May I have your name? (, please?)と書籍ではなっています。
実際に僕だったらどう答えるのか、まずぱっと頭に浮かぶのは書籍の正解として紹介された文章も含め、以下の2パターン。
May I have you name?
May I ask your name?
です。これ以外にもパターンとして挙げる事は出来ますが、まずこの2つがプラベートでもビジネスでも間違いなく幅広く使えるので、是非覚えておいて下さい。
つづりを聞く際の間違いやすいフレーズ
次の例文は、僕も多くの日本人の英会話で聞いたりする事があるのですが、「そのつづりは何ですか?」と言いたい時に使う言葉です。
皆さんは頭にぱっとフレーズを思い浮かべる事が出来ますか?
よく日本人が言ってしまいがちなのは、What’s the spell? といったフレーズです。
画像にもあるようにスペルとは呪文といった意味があるので、「呪文は何だ?」という意味合いにとらえる事も出来てしまい、実はこれでは会話として成立しません。
僕らが日々使う、”スペル” というのは和製英語になります。そしてその和製英語にはスペル=つづり、という刷り込みがされているので、ついつい文章をそのまま直訳すれば “What’s the spell?” でも間違っていない気がしてしまいがちですが、全く意味が通用しません。
つづりを聞く際に使うフレーズの正解
では日常会話では何と言うのが正解なのか・・・正解は、
How do you spell it? / that? です。
別の言い方としては、How is it / that spelled?です。
これについては学校や教材で間違った情報を教えられたりした内容ではないのですが、(むしろちゃんと習っているはず)「〇〇は何ですか?」を直訳すると多くの人が間違えがちです。
英会話に大切なのは文法じゃない
恐らくこれから投稿する英語に関わる記事で何度も同じ事を言うと思いますが、英語を学習する上で1番大切なのは文法じゃありません。
もちろん単語は知らないと会話がそもそも出来ませんし理解に困るので大切ですが、間違っても文法ではありません。
これは、英語を実際に会話する上ではといった意味です。
ただ高校入試の為だけに勉強する and/or ただ大学入試の為だけに勉強するならば、入試英語だけ勉強していれば本来の英語を理解する必要はそこまでありません。
半分は理解力ですが、もう半分はフレーズやパターンの暗記のようなものです。
僕個人としては、日本の学校で教える英語教育では実際に会話する事を全く考えられていない内容だと思います。
そもそも日本の授業では単語と文法、一定の定型分のような決まり文句ばかりを習いますが、実際にそれらが海外へ行った際などに機能した事がどれだけありましたか?
実は中学英語で習う基本的な文法を理解していれば、英語圏の日常生活で使う会話のほとんどをカバー出来ます。
後の細かい文法や言葉選びのニュアンスなんて、海外に出て生活をしていれば自然と後からついてくる部分なので、全く心配はいりません。
日本に来ている外国人観光客の多くは流暢な日本語を話していませんし、僕らも外人の方達を見て外見からペラペラと日本語を話せるとは夢にも想像しませんよね?
それでも片言で会話し、お互いの意思の疎通が出来れば本来は何も問題はないのです。
以前、このブログで僕自身が海外で高校生活を送った留学に関する記事を投稿しました。
いざ海外でたった1人で生活してみると、日々のコミュニケーションで大切なのは日本の学校で教えてくれるような内容ではなく、細かい相手を気遣う意味合いの言い回しや、例え文法的には間違っていても若者の間で使用されるようなラフな会話でした。
まとめ
本を開くと、一貫して左側にかんちがいしやすい意味と間違った用法、右側には正解を紹介しながらの解説と会話例のパターンを紹介して、とにかく構成がシンプルで読みやすい事が大きいです。
また、楽しく読み進みられ飽きがこないよう、挿入されている絵が面白く表現されている事で、若年層にもおすすめが可能な本となっています。
- 中高生にも解り易い解説と絵
- 多くの日本人が間違いやすい、かんちがい英語を訂正
- 日本の学校では教えてくれない実際に生活をしてみないと分からないニュアンスを含む例
上記を考慮しても、十分に購入して読む価値があると思います。
是非、少しでも多くの英語、英会話を学ぶ事に興味がある方に読んで頂けたら嬉しいです。