以前、J:COM(ジェイコム)の悪質な点検営業や全く使えないネット回線契約を体験した事を記事にまとめました。
意外にも反響が多かったのと、実際に僕と同じように被害に遭われた方達から連絡を頂きました。
自分が想像していたよりも多くの方が困っている事を知り、現在お困りの方、または将来的にトラブルを回避したい方達の為に、様々なアプローチをしてくる J:COM の営業や点検の断り方をまとめたいと思います。
一体どんな悪質な点検や営業なの?と疑問を抱いた方は、是非こちらの記事をご覧下さい。
J:COMの詐欺点検概要
また、以前まとめた記事の内容と若干被る部分は出てくると思いますが、今回は断り方にフォーカスしますのでご容赦下さい。
さて、ざっくりと結論から説明すると、まず僕の住んでいる集合住宅には今でも定期的に J:COMから、全ての部屋に対しての電波点検のお知らせが届きます。
・・・がっ!最終的にはこの点検を装った営業 + 工事は、 J:COMのインターネット回線へと切り替えを希望する人だけが必要とする工事だったと判明しました。
本来全く工事を必要としないお宅に上がり込み、営業トークをする為だけの偽装された点検であり、嘘か真実か、実際に作業を過去に行っていた人の証言では、実際には点検すらしておらず、作業のふりをする業者もあるとの事。
一言で言うと、点検商法というやつでした。
わざわざ仕事の時間を調整してまで、何度か電波点検を受けた僕の怒りが爆発したのですが、そこは今回は置いておきます・・・。
このように、沢山の方が同じように集合住宅に住み、同じように点検のお知らせを受けているはずです。
無料で J:COMのインターネット回線に契約可能な物件に住んでいる方達は、特に念入りに点検のお知らせが届くはずですし、現に今もお困りの方がいらっしゃるかと思いますが、おすすめの断り方をいくつかご紹介するのでご安心下さい。
ひたすら無視をする方法(おすすめしません)
手紙や配布されたものも読まずに記入もせず無視をし続ける。
こんな手法がネット上でも人によってはおすすめされていますが、僕は決しておすすめしません。
J:COMの営業や点検に関わる事を全て無視する事をすすめる人がネットには思ったよりも多いのですが、僕はあまりメリットを感じなかったので、あえてこの記事の中でお伝えしたく書きました。
ではおすすめしない理由は何か?
営業がしつこいエリアだと、無視しても半年に1度~毎年家に訪問しに来るんですよ。
担当は毎回別の人間でも、そんな頻度で毎回無視し続けるのって何だか精神的に疲れませんか?
何をされる訳でも無くても、何だか生活が堂々と出来ないみたいで気持ち悪いですよね?
こちらが仕事でも休みでも向こうは全く関係なく来ます。
不快感を感じる人が多いパターンであり、後の効果を考えてもこの手法は僕はあまりおすすめはしません。
電話で断る方法
電話越しで直接会話をしながら断る場合、若干断りづらい部分はあると思いますが、はっきりと点検や工事は不要だという意思を業者に出来るだけ強い口調でしっかりと伝えましょう。
「具体的に何を計測するんですか?」とか、「集合住宅全部屋に必ず実施する必要がある点検なんですか?」、と仮に貴方が聞いたとしても無意味かも知れません。
電話対応のスタッフは恐らく「皆様にお願いしておりますので、ご協力をお願い致します。」など、質問の答えにならないような、回りくどい言い回しで答えてくるので、正面から直接聞いても不毛になると思います。
実際にこうした口調での会話はJ:COM営業の常套句で、僕も営業と何度も繰り返し話し何度も聞いた言葉です。
一人で暮らされている女性には勇気の必要な行動かも知れませんが、落ち着いて何があっても点検が不要だと伝えましょう。
回りくどい言い方で言いくるめられそうになったら、「点検や工事は J:COMのインターネットに切り替える場合のみ必要な作業だと聞いている」、と真実を突き詰めるのも良いかも知れませんね。
「契約を今解約してしまうと、プロバイダーに違約金を支払わなくてはいけないので、切り替える予定はありません」などの説明も、人によっては有効でしょう。
書面で断る方法(1番おすすめ)
僕がおすすめする断り方です。
これが出来れば一番手間も掛からず、直接誰かと面と向かって話す必要もないので、ストレスもなく断れる一番の方法ではないでしょうか。
僕の集合住宅では、電波点検の希望日を記入する用紙が透明なフィルムに入ってポストに投函され、フィルムに穴が開いているので、記入した用紙をフィルムに入れドアノブに掛けておく事で、回収スタッフが世帯主が不在でも回収出来る仕組みになっています。
だいたい送られてくる用紙はこんなイメージ:
電波点検作業のお知らせ
〇〇号室の世帯主様へ:
全てのお部屋の皆様へ、J:COMより電波点検へのご協力をお願いしております。
担当スタッフが回収に伺うので、ご希望点検日、お時間をご指定の上、提出をお願い致します。
お日にち | 〇月〇日 | 〇月〇日 | 〇月〇日 | 〇月〇日 |
ご希望時間帯 |
〇月〇日までにご提出をお願い致します。
民間委託会社
株式会社〇〇 担当〇〇
ご連絡先:〇〇〇-〇〇〇〇 J:COM
他の集合住宅事情は分かりませんが、このようにスタッフが後から用紙を回収する場合は、備考欄や空白スペースなどに「現在のインターネット環境から切り替える予定はないので、点検及び工事は不要です。」
と、しっかりと点検を拒否する意思表明をしましょう。
営業スタッフがあまりしつこくない場合は、この方法で大抵断れるようです。
「お住まいの建物の全てのお部屋の皆様にご協力頂いております」といったような、あたかも点検を義務付けるようなニュアンスで言いまわしてくるのでご注意下さい。
決して騙されてはいけません。
電話連絡をしてしまった失敗談
電話で断る方法を記載はしましたが、あくまでも断る為の電話であり相手との相談目的ではありません。
現に何も知らなかった頃、書類の提出期限を忘れ出し忘れてしまった際にこちらから書類に記載されていた電話番号に連絡してしまい、そこからが不快の一言に尽きます。。。
僕がかけた時には営業の方に繋がらず、向こうに着信履歴が残っただけの状態でした。
その次の日以降、J:COMの営業担当から毎日2回、朝晩に電話がかかってきて留守番電話にもしっかりと録音が残されます。
朝にしても晩にしても、折り返しの電話がこちらの仕事中。
仕事中は携帯なんて出れる状況ではありません。
こちらが気を遣い昼休憩時間にかけ直しても今度は向こうが電話に出ず。
こんな事が数日間も続きました。
此方の都合もお構いなしに毎日毎日電話が来て録音を残されるのって、無害ですけど精神的に少し不安に感じたり不快感を覚えますよね?
正直、無視をしてる間に嫌な思いをするぐらいだったら、最初にびしっ!っと断る方が1度で済みました。
・・・という僕の失敗談でした。
断りきれずに訪問させてしまった場合
僕は何も知らずに何度か電波点検を受けてしまった訳ですが、点検と称して営業に来るスタッフは、貴方が普段の生活の中で、テレビや映画をよく観るか必ず聞いてくるでしょう。
なぜなら、アニメ、ドラマや映画など、有料チャンネルの多さが J:COMの売りだからです。
僕は「仕事で時間があまり無いので普段はTVも観ない」と言ったにも関わらず、有料チャンネルを猛プッシュされました。
(一通りすすめるのがマニュアル化されているようでした)
とりあえず、ドラマや映画に興味がないと伝え資料だけ受け取り、検討すると伝え可能な限り営業トークには触れず、点検作業が終了するのを待ちましょう。
もちろんお宅に業者が上がってしまっても、強制的に何か契約させられる訳ではありませんのでご安心を。
特に敷居も低く、すぐに実践が可能な断り方をご紹介させて頂きました。
多くの方が酷評しているだけあり、ネット上には様々な体験談や情報も掲載されていると思います。
この記事を、そのうちの1つの参考意見として読んで頂いたら幸いです。