SNSのいいね!やフォロワーはお金で買える。自分がフォローしてる人は存在しないかも知れない。

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友達にLINEを送ったり電話をするよりも、日々SNS上で家族や友達など、周囲の人の近況を知る事の方が今は多くなってきている時代ではないでしょうか。

皆さんはいくつのSNSを普段から使用していますか?

LINE, Twitter, Facebook, LinedIn, Pinterest, Google+ などなど・・・。(LINEは日本だけでしか流行ってません)

 

日本での生活にはまだ馴染みは然程ありませんが、アメリカではヘッドハンティングや転職には、必ずと言って良い程 “LinkedIn”が使用されているぐらい重要視されています。

また、このSNSは新たなビジネスパートナーや、お互いのスキルをコラボしてニッチなビジネス展開をする際にも使用されています。

Pinterestも同様に国内ではあまり使用されていませんが、僕らがよく知るメルカリと同じように、写真のモデルが着ている商品が飛ぶように売れるツールとして、アメリカでは非常にポピュラーなSNSとなっています。

 

 

そんなSNS戦国時代の今、人気SNSの1つとしてインスタグラムが世界的に流行し、様々なインフルエンサーが各国で誕生していますよね!?

その人が何かを買えば芸能人やモデルから、一般人でもカリスマ的な扱いをされている方達は常に注目され、多くの人の関心を集めています。

有名人が趣味で作った物は抽選などで瞬く間に売れ、その人が着用している洋服の問い合わせが殺到したり、その人が訪れている場所に人が集まったり、フォロワーがこぞって真似をし出します。

海外で人気のモデルやセレブは、一回の投稿で1500万程の売り上げを記録するといったニュースが記憶に新しいと思います。

そんな多くのフォロワーを獲得している有名人達の中に紛れて、実在しない人を装ったアカウントが出回っているのはご存知でしょうか。

 

 

とあるアメリカの調査企業が架空のアカウントを作成し、お金でいいね!やフォロワーを購入し、どれ程のいいね!やフォロワーを保有していれば勝手にフォロワーが増えていくか、またスポンサー企業から声がかかるか、テストした結果がインターネット上に公開されています。

 

まずはアカウント画像にネット上にあるフリー素材の女性の後姿やサングラスをかけた姿を設定し、素顔を特定出来ないようにします。

フォロワー0の状態なので、まずは購入ページでフォロワーを購入します。

フォロワー1000人で3~8ドル(330~900円)なので、一気にフォロワーを増やして怪しまれないよう、数日おきに数回に分けて購入します。

フォロワー人数を少しずつ増やすのと同時に、毎日適当なリゾート風景や食事のプレートを数枚ずつアップロードします。

フォロワーの数が多いのに、誰も写真にコメントしていないと急に不自然になってしまうので、今度はコメントを購入します。

1コメントあたりおおよそ12セント(12円)なので、全ての写真に数十件~数百件のコメントを付けていきます。

次にいいね!を購入して、これもアップロードした写真に適当に分散させます。1000いいね!が4~9ドル(440~990円)です。

フォロワー数が2~3万、写真が100件程、いいね!とコメントが数百~数千件に到達すると、この架空アカウントの持ち主が有名人だと思い込む人がどんどんフォロワーになっていきます。

ここまで来ると何も購入しなくても、フォロワー、いいね!、コメントの数が説得力となって自動的に注目が集まってきます。

 

ずっと本人の写真が無いと怪しいので、数枚だけリゾート地を歩くゴージャスな女性の後ろ姿を投稿します。

するとアパレル企業から、「是非うちの洋服を着てモデルになって欲しい」と、お声が掛かります。

冒頭でも述べたように、特定の国と地域ではインフルエンサーが着用している洋服は飛ぶように売れるので、常にアパレル業界の企業がインフルエンサーを巡回して提供の準備をしているのです。

自社の商品を宣伝してくれる人材を探しているという事ですね。

 

約1ヶ月間の調査で、少しずつ適当な写真をアップロードしながら、いいね!とフォロワーを購入すると、2~3万円かけるだけで、誰でもインフルエンサーになれる事が判明しました。

ロシアではショッピングモール等の施設に、日本のプリクラのようなノリでインスタグラムのフォロワー自動販売機が置いてあるのが衝撃でした。。。(笑)∑(o’д’o)

 

本人の素顔写真と思われるものが複数アップロードされていれば信憑性も増しますが、場合によっては中々判断が難しいですよね。

過去には実際にスポンサー企業から様々な商品が送られてから、急に更新が途絶えたりアカウントが削除された、などの報告がされています。

最近では特に、企業の広告担当はよく見極めないといけないと言われており、自分がフォローしようとしている人が実在するのかすら、中々分からない時代となっているのです。

インスタグラム同様、ツイッターとフェイスブックでもコメントやいいねが購入可能となっており、SNSの評価がお金で購入出来る時代なので、フォロワー数やコメント数が判断基準となっていたのは、もう過去の事になりつつあるのです。

是非皆さんも各自の判断力を鍛えて、惑わされないようにしましょう!

 

 







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