【PUBG】Vikendi(雪マップ)実装以降に密かに足音のボリューム調整が入っていた!最新のフットステップ攻略情報まとめ




 

今までのMAPとは全く異なる表情でユーザーを驚かせた最新MAP、Vikendi(ヴィケンディ)。

2018年12月にもライブサーバーに実装され、だいぶプレイし慣れてきたプレイヤーも多いのではないでしょうか。

1つ1つの家のデザインや街並みも、他のMAPから一新されたイメージですよね。

ただ、実装直後から多くのプレイヤーが困惑した事がありました。

それは・・・フットステップ(足音)です。

 

 

Vikendi実装直後から、多くのプレイヤーが足音に違和感を感じる

 

自分の周囲のプレイヤーはもちろん、Youtube上でも世界中のストリーマー達が皆同じような事を不思議がっていました。

例えば、足音が近くに聞こえ、敵が近くにいると思って周囲を警戒すると敵がまだまだ中距離の離れた場所に居た。

市街地で足音が近くに聞こえ、すぐ隣の家に敵が入っているのかな?と思い覗いてみたら、3~4軒先の家の中の敵の足音だった。

フィールド内で聞こえる音のイメージよりも敵が離れた場所に居る。逆に言えば、遠くの敵の足音が近くに聞こえる。こんな事が多発していました。

当初は「新MAP実装したばかりだから、どうせまたバグでしょ?」とか、「放っておけばそのうち修正するでしょ。」といった声が多かったのですが、残念ながらバグではない事が最近発覚しました。

 

 

密かに調整が入っていた足音の検証動画

 

もちろん証明してくれたのは恐らく世界で1番PUBGに詳しいストリーマー、Wacky Jacky氏です。毎度アップデートなどがある度に検証動画を逸早くアップロードしてくれる仕事の早さには脱帽ですね。

まずは動画をご覧下さい。

 

 

 

遠くに居る敵の足音が聞こえる例

 

ここからは英語が聴き取れない方の為に、ポイントごとに解説&要約していきます。

まず、Vikendi実装以降、他の多くのプレイヤーと同じように足音からの距離や位置の判断に問題が生じていた事を冒頭で解説しています。

近くに居るのか遠くに居るのか分かり難く、遠くに居るのにも関わらず足音が聞こえる例として、こちらの画像のようなシチュエーションを挙げています。

 

 

黄色い丸で囲まれたキャラクターのプレイ画面で音声を聞き、もう1人のキャラクターがだんだんと離れていき、50~60m先の家の中に入って動くと遠くからでも足音が聞こえるという実験です。

これにより、以前検証した際の可聴距離テストから明らかに違いが出ていると確信したとの事。

 

 

現状の足音の可聴領域の検証方法と検証結果

 

以前の検証結果と比較する前に、まず現状の足音可聴距離を検証しています。

「もしかしたら多くの人が疑問に思うかも知れないので」と前置きし、検証動画を撮影するにあたり、事前にVikendiの雪の上を走る音量と今回の検証で発生する音量が距離によって違いが出ていない事を確認したそうです。

そしてそれは靴を履いていても履いていなくても、音の質が変わるだけで音量は変わらなかったとの報告をしてから検証がスタートしています。

 

 

上の画像のように、黄色い丸で囲まれたキャラクターの位置から、もう1人のキャラクターが直線的に離れていき、それぞれの移動方法での可聴距離を調べます。

右上の四角い画面内では、走り去りながら足音を出すキャラクターがどんどん離れていく様子が視覚的に分かるようになっています。

動画でキャラクターの動きを追えば説明不要化かと思いますが、念のためそれぞれの移動方法とテストした順番を記載しておきます。

Standing Sprint 立ちスプリント

Standing Run 立ち走り

Standing Walk 立ち歩き

Crouched Sprint しゃがみスプリント

Crouched Run しゃがみ走り

Crouched Walk しゃがみ歩き

Prone Crawl 伏せ移動

Slow Prone Crawl/Prone Walk 遅い伏せ移動

 

 

そしてこちらが検証結果となります。

 

 

移動方法により違うカラーで可聴最長距離の位置が示されています。

まずここで重要なのは、立ちスプリント、しゃがみスプリント、立ち走りの可聴距離が約60mになり、しゃがみ走りの可聴距離が25mになっている事です。

(60mと20mという数字が、今後のPUBGでは重要な距離となってきそうです。)

 

 

以前の検証結果と比較

2018年3月にアップロードした足音の検証結果と比較すると、驚きの結果となりました。

 

 

今回(2019年1月8日)の検証結果が下側、2018年3月時点での検証結果が上側です。

 

立ちスプリントとしゃがみスプリントの可聴距離が全く同じになり、「より大きな足音を発生させる移動方法の可聴距離が圧倒的に伸びた結果となった。」

これにより、「敵に足音を聞かれずにいたい場合の安全距離と、どこまで家郡に近づいたら敵の足音が聞こえるようになるのか、それらが全く違うものに変わってしまった。」、と解説しています。

以前は約40~35mであれば聞こえた敵の足音が、今では60m先の敵の足音まで入ってきます。この20mの差は大きいですね。

これがVikendi実装以降に多くのプレイヤーやストリーマーが困惑していた原因です。

 

他にも特に伏せ移動の音量が大きく増え、その他の移動方法も全体的に音量が増加されています。

また、同じ歩きでも以前はしゃがみ歩きの方が立ち歩きに対して圧倒的に静かでしたが、現状の仕様では立っていてもしゃがんでいても可聴距離は変わらなくなりました。

今回の足音の音量増加に伴い、立った状態のスプリントや走りに比べ、相対的にしゃがみ走りがかなり静かに聞こえるようになりました。

「現状の状態では、しゃがみ走りは比較的速く移動ができるし、可聴距離的に圧倒的に強くなった」とWacky Jacky氏も、改めて今のしゃがみ走りの強さを強調しています。

中盤から終盤の、いつ敵とエンゲージ(遭遇し戦闘に入る)するか分からない状態なら、スプリント系の移動を抑え、しゃがみ走りで様子を見ながら動く、というのも1つのオプションかも知れませんね。

 

 

立ち歩きとしゃがみ歩きの重要な変化

 

「もう1つ面白い事が判明した」と動画の最後に、立ち歩きがしゃがみ歩きに比べて、顕著により少ないノイズを発生させる仕様になっている事を指摘しています。

左右に画面を並べ、立ち歩きとしゃがみ歩きの音と音量の変化を聞き比べています。

 

 

 

 

少し紛らわしく、誤解しそうな人が居そうなので注意しておきますが、立ち歩きとしゃがみ歩きの可聴距離は今回の検証結果から分かる通り変わりません。が!立ち歩きの方が静かに歩けるようになっているという事です。(2つの移動方法で可聴距離は変わらないのに、一方がもう一方よりも音量が大きく聞こえる)

それぞれの音を改めてよく聞いてみると、この動画でもしゃがみ歩きの方が1回の足音の音の発生時間が長く、立ち歩きと比べて非常に音が聞き取り易い事が分かります。

移動する際にしゃがむ事で、建物や岩などの障害物に隠れる事が出来る代わりに、今の仕様ではより大きなノイズというリスクが漏れなくついてくるという事ですね。

建物の中で敵に見つからないように身を潜める際に、しゃがんで歩いていると足音が大きく聞こえるのはこのせいだったのです。窓から敵に撃たれない位置ならば屋内での移動は立ち歩きが断然有利になりました。

例えば敵に見つからないと確信出来る場所での移動であれば、立ち歩きの方が圧倒的に敵に足音を聞かれるリスクが少ないでしょう。

 

※ 重要な事なので再度リマインドしますが、今回の検証で証明された可聴距離はVikendiの雪の上を歩いていても結果は全く同じとなります。そして靴を履いていても履いていなくても変わりません。音質が変化するだけです。

 




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