【PUBG】タップ撃ちはヴァーティカルグリップが1番性能良いのに、軽量グリップが1番という間違ったアタッチメント性能情報を掲載した日本語サイトが多いのは何故か。




 

 

どうも皆さんこんにちは。

と言う事で!今回の記事はタイトル通りの内容となります。

 

だいぶ前の修正パッチの話になりますが、軽量グリップを装備する事で何も装備しないデフォルトよりも性能が悪くなってしまっていた状態を修正すべく当てられたパッチや、修正時期などはまだ覚えていますか?

無事に修正がされ、一言で言うとサムグリップとヴァーティカルフォアブリップの中間の性能に落ち着き、何も装備しないよりかは付けた方がマシだけど、ベストチョイスではない。といった立ち位置となりました。

 

そこから暫くして、何故か国内の日本語PUBG攻略サイトや個人のブログで、いつの間にか「タップ撃ちには軽量グリップの性能が1番向いています!」なんて間違った情報が溢れていました。

そして未だにこの情報を信じている多くのプレイヤーが居ます。

実際に僕も普段から一緒にプレイしている仲間の数人から、「タップ撃ちは軽量一強らしいよ。」とか、「軽量が1番良いって書いてあったよ。」と言われたのですが・・・

 

それ・・・誰が書いたか分からない文章だけ読んで、実際に検証した動画を観ていないだろ??

∩(´・ω・`)∩

となりました。

 

世界で有名なプレイヤーも含め、複数のプレイヤー達が検証動画をアップし報告している結果は後程、解説も交えながら動画で確認しましょう。

まずは、誰かの発言や実証されていない情報を今後同じように鵜呑みにしない為にも、今回の事が起きてしまった背景を冷静に考えてみましょう。

 

 

何故間違った情報がここまで拡散されたのか

 

では、何故こんなに間違った情報量の方が圧倒的に多くなってしまったのか。

考えられる原因は主に以下の3つ。

 

理由1:ほぼ確実に、記事を書いている人が実際にゲームをプレイした事がない

 

ゲーム情報を扱ういくつかの大手サイトに、倍率スコープを装備したAR、DMRには軽量グリップの性能が向いている、といった趣旨の解説を載せるページが投稿された事により、それを見た個人のプレイヤー達がそのまま信じてしまっている部分が大きかったと思います。

個人サイトとは違って、情報量が多い法人によって運営されているゲーム攻略サイトなどは、まず運営している人間達が記事を書くといった事がありません。

必ず外部のライター(第三者)に報酬を支払う代わりに記事の代筆を依頼するからです。(個人でも外注を使って自分で書かない人は腐る程いますが・・・)

ゲーム内で表示されるグリップ性能の説明画面だけ切り取られたサイト、その説明をもとに推測だけを頼りにグリップをランキング形式で掲載するサイトは数多く存在します。

ただ、どのサイトを見ても、ゲーム画面やPUBGのwikiから得られる情報以上の情報が何も載っていないのです。これでプレイ未経験の方が推測や憶測で書いた確率が高くなります。

無論、これだけでは未経験者が書いたとは断言出来ませんが、何かタップ撃ちを語る上で最も決定的な事が書かれていない事にお気付きでしょうか?

そう、こうしたサイトでは誰もMaxレティクルポジションと、レスティングポジションに触れていないのです。

 

タップ撃ちの場合、1発銃弾が発射されると当然撃った時の反動でレティクルが一度上がり、また下がってきます。銃の種類や装備しているアタッチメントにより差はあるものの、この下がってくるポイントは必ず毎発後、上下左右にふり幅があり誤差があります。

射撃後の反動で上にレティクルが上がる際の1番高いポジションをMaxレティクルポジション、下がってきた時のポジションの事をレスティングポジションと言います。

そしてこのレスティングポジションですが、撃つ前のポジションに近くなる事はあっても、全く同じポジションに戻ってくる事はありません。

仮に動いていない敵の頭に合わせて撃ったとすると、一発撃った後にレティクルは必然的に頭から外れた場所に下がってくるという事です。

レスティングポジションについては、後で貼る検証動画で確認してみて下さい。

 

 

理由2:個人ブロガーが大手サイトに掲載された情報を何も考えずにコピペしている

 

これも多くの個人ページと思われるサイトで見受けられたのですが、表現を一部変えただけでそのまま同じような情報を掲載しているサイトが多く、間違った情報を掲載した大手サイトを単純にコピペしているだけだと思われます。

この連鎖で同じ情報をシェアしたページがどんどん多くなっていき、あたかもそれが真実かのように錯覚してしまう程の情報量となった訳です。

 

 

理由3:有名なストリーマー達が誤解を招くような発言をし、リスナーが鵜呑みにした

 

一部の有名ストリーマー達が、「タップ撃ちには軽量グリップが良い」とストリーミング中に発言した事をリスナーが鵜呑みにしたとの情報をちらほら耳にしました。

プレイが上手い人は当然どのグリップを付けてもある程度敵に当てる技術があるので、あくまでその人の感覚的な問題であり、これは完全に好みです。

その方達は実際に何か検証した訳ではありません。ただの体感です。

ただ、多くのリスナーが集まるチャンネルではその発言をそのまま鵜呑みにするプレイヤーが多い為、ブログサイトの情報拡散と同様、プレイヤーからプレイヤーへと拡散されていったのです。

 

 

タップ撃ちにはどのアタッチメントがベストなのか?検証動画紹介

 

それでは本題へと入っていきましょう。

まず、今回御世話になる検証動画も勿論WJ氏のもの。PUBG界でWJの愛称で知られている方。そう、Wacky Jacky氏!

大きなアップデート後や修正が入る度に、世界でもいち早く検証動画を毎回UPする事で有名な彼。

シュラウドをはじめとする世界の有名ストリーマーからプロのプレイヤー達まで、WJ氏に検証を依頼し、彼が誰よりも早く動画をUPしているのです。また、PUBG開発側の役員達と直接話して理解を深めたり出来るストリーマーは今の所彼だけではないでしょうか。PGIにも招待され、ストリーマー部門でも出場していましたね。

何よりもフェアーな条件で毎回検証してくれて、解説も解り易く、比較グラフなども観易いのが有り難いです。動画は全て英語で解説されていますが、全ARリコイルパターン比較動画や全グリップ性能比較動画等に関しては、全く英語を理解出来ない人が見てもグラフで結果が表示されるので直感的に要点は理解可能かと思います。

日本でもPUB速などのサイトがありますが、だいたい掲載している情報の大半はWJ氏が検証したものであり、動画のサムネイルを切り貼りして日本語訳に頑張ってしているだけです。性能や情報など、たまにPUB速ではちゃんと日本語訳になっていなかったり、重要なポイントが情報として明記されていない事があるので、僕は常にWJ氏の動画を確認するようにしています。

当然PUB速などの日本語サイトに掲載される数日前にはWJ氏が動画を出している事になるので、興味がある方はチャンネルを登録しておくと良いでしょう。より正確でより早く確認が可能です。

 

WackyJacky101

https://www.youtube.com/channel/UCfK7qpS954pk14YvDCsWCuw

 

 

そしてこちらが軽量グリップにバフがかかった後に検証された、タップ撃ちのグリップ性能比較動画です。

 

 

 

英語が苦手な方の為に要約すると、現状の軽量グリップは・・・

 

  • ノーグリップよりかは、アタッチ(装備)した方が良い
  • ヴァーティカルグリップと比べ、特にファーストタッピング(連射)をするのに難あり
  • サムグリップとヴァーティカルグリップの中間の性能に落ち着いた
  • 全体的な性能向上はあったが、それでもタップ撃ちのベストチョイスではない

 

 

 

結論

 

動画でも解説しているように、軽量グリップはヴァーティカルグリップとサムグリップの丁度中間ぐらいの性能となりました。

最大限に予測可能な弾道とレティクルポジションと、1番低いリコイル(1番安定したリコイル)が欲しい場合はヴァーティカルグリップ、良質なタッピング射撃性能に加え、ADSスピードと武器揺れ軽減のボーナスが欲しければサムグリップ、その中間(タッピング性能もそこまで悪くなく、武器揺れの軽減あり)の性能が欲しい場合は軽量グリップをチョイスしましょう。

 

※ この動画や他の検証動画でも解説していますが、ヴァーティカルグリップに出来て軽量グリップに出来ない事は、“ファーストタッピング” (連射)です。

例えば、グリップ装着可能なAR and/or DRMで中~遠距離をファーストタッピングした際に、ヴァーティカルグリップは素早くタッピングをしてもブレが少ないのに対し、軽量グリップはMaxレティクルポジションも非常に高く、レスティングポジションも振り幅が大きい為、1発1発射撃した後のレティクルを修正する距離が長くなります。

これによりファーストタッピングする際に、より銃が暴れるような体感となります。

 

もちろんノーグリップと比べると、だいぶ性能差を体感する程度までは軽量グリップも性能が上がっています。よって、現状では他にグリップが無ければ拾ってアタッチするというぐらい。

 

それではより良いPUBGライフを♪

 







ABOUTこの記事をかいた人

性別:男 出没エリア:埼玉、東京周辺 職業:ハイジュエリー制作職人でありながら、貴金属と手で加工できる物はオーダーがあれば何でも作る人。 甘いものと動物とPCとガジェット好き。 まったり気ままに趣味や日々感じた事を発信してます。 詳細は運営者情報をご覧下さい。